~ 優 視点 ~


「暁くん、あと何買うんだっけ?」


「えっと…

キャベツと人参と椎茸と…」


俺は、暁くんと一緒に近くのスーパーに買い物に来ていた。

結城と水無月と七瀬は、なんか今変な関係になっているから、一緒に連れて行きたくなかったから、暁くんと一緒に買い物している。


「よし、これで全部だな。」


「そうですね。」


俺と暁くんは、レジを済ませて事務所に帰ろうとしていたら…


「ちょっと来てっ!」


俺と暁くんがいきなり誰かに掴まれて路地裏に連れていかれた。


「はぁ…」


そいつは、焦っていたみたいで大きく呼吸していた。

俺と暁くんは、顔を合わせて、そいつに話しかけようとしたら、そいつは振り向いてきた。


「お前っ…!」


「…!!」


俺と暁くんは、驚いた。


だって、そいつは…

俺も暁くんもよく知っている、結城兄の仲間で俺らの敵の…濱田だった。