や、ヤバイ!
「あ、あの七瀬さん…?
誤解ですからね!あの七瀬さん!?」
七瀬さんは、呆然と立ち尽くしていた。
「おい、どうしたんだよ…
なんの騒ぎ………」
南さんも部屋を覗いてきて、俺らの体勢を見て固まっていた。
俺は、すぐに結城から離れて誤解を解こうと七瀬さんたちに近づいたら…
「あ、あの……
俺は、偏見とかないからさ、いいんだけど…
場所考えてやれよ…」
南さんは、一歩俺から遠ざかり七瀬さんを引っ張ってドアを閉めた。
「あらら…
誤解されちゃったね…?」
「馬鹿か!誤解されちゃったねじゃねぇだろ!
早く誤解とかないと…!」
俺は、すぐにドアを開けて南さんたちに誤解を解こうと思ったら…
「うわぁぁぁぁん!
翔ちゃんが…翔ちゃんが…
やっぱり、水無月と出来ていたよぉぉっ!
南たちの嘘つき!
うわぁぁぁぁん!翔ちゃゃゃんっ!」
七瀬さんが泣き崩れていて、南さんと暁くんが七瀬さんを慰めていた。



