「それで、言う気になったかよ…?
水無月もお前と同じでなんか考えてるしよ…」
「…悠真が?
…………あぁ、分かったよ。
悠真のヤツ、また俺につけたな…」
また、つけた?
何をつけるんだ…?
「ありがとう、お兄さん。
心配しないで、ちょっとした悩み事だから。」
「………なんかあったら言えよ。」
結城は、優しいね…と言って水無月の部屋に向かった。
結城は、一人で解決しようとするタイプだから誰かが見張ってないといけない。
結城は、俺らを頼ろうとしないんだな。
いや、遠慮に近い感情だな。あいつの場合…
結城は、変人イケメンだし…
水無月は、変態イケメンだし…
七瀬は、変人LOVE美人だし…
暁くんは、犯罪者美少年だし…
なんなんだよ、こいつら…!
みんな変わったヤツばかりなのに…
なんで、こんな美形なんだよ!
くそっ!
なんで俺は、まともなのに美形じゃねぇんだ!



