「大丈夫だって!

俺のぶらり旅が終わったら、すぐに戻ってくるから!


世界一周したら、すぐ戻ってくるから!」



「お前、それ…一年以上じゃねぇかー!!

マジ、ざけんなよ!!」



俺は、書類を手に入れようとしたら…

男は、すごい早さで…どこかに行った。



「お兄さーん!!

守られないとダメだからねぇー!!」



男は、走りながら大きな声で言っていた。



ふざけんな!

こんなの無効だ!


俺は、そのまま帰ろうとしたら…


ズサッ!!


俺の目の前で何かが横切った。