天ちゃんは、こういう勘がスゴイ。

未来や過去が見えてるんかって感じや。


俺らは、天ちゃんのおかげで今まで無事にいれたと言ってもいい。


「敵ならしゃあないな…

次会ったときは、殺さなあかんな。


強くても…まぁ、なんとかなるやろ。

天ちゃんがいるから大丈夫や思うし。」


「……頑張…る…」


俺は、天ちゃんの頭撫でて笑ったら…

天ちゃんは、頷いて言ってくれた。


天ちゃんは、素直で可愛ええな…

ほんま、好きやわ~


「……危険なのは…あの男の人…だけじゃない…

もっと危険なの…は……もう一人いた…男の人…」


「もう一人の男…?

あぁ、おったな。でもめっちゃ弱そうやったで?」


爽やかイケメンも弱そうやったけど…

普通の顔の男の人は、何も出来ない感じやった。


そんな男の人が危険…?


「…力じゃ…ない……強い…意思……

危な…い……ボス…が危ない……」


「……!!

ボスがあんなヤツに危険にさらされるんか…!?」


あのボスが…?

あり得へん。ないない。


ボスがあんな凡人に危険にさらされるやなんて…あり得へん。

でも、天ちゃんが言うからには注意しとかなあかんな…


敵、めっちゃ強いやん!


「…ケーキ……美味し…い……」


天ちゃんは、のんきにケーキ食べとるし…

ほんま、どないしよう…