BBB ~ 変人たちの集まり ~ 【完】


店の中は、可愛いつくりのケーキ屋だった。

店の中には、カップルか女しかいなかった。


うわぁ…マジで場違いすぎる…

完璧、なにあれ…?って思われてる。


周りの目がそんな感じだ。


俺らは、ケーキを買い席について食べた。


「はぁ~い、翔ちゃん。あ~ん。」


「あ~んっ!」


七瀬は、結城にラブラブなカップルがやるアホみたいなことをしていた。


マジでやめてくれ…

俺の目の前で、イチャつくな。


俺だけ、イタイ人になるだろ。


「あれっ?お兄さん食べないの?」


結城は、俺がケーキに手をつけてないのを見て…

俺のケーキを完璧に狙っている目をしてきた。


「こんなとこで食べれるかよ…

欲しいならやるよ。」


「本当にぃ!?

やったぁー!ありがとう、お兄さんっ!」


結城は、満面の笑みを見せて俺のケーキに手を伸ばして美味しそうに食べていた。