店の中は、可愛いつくりのケーキ屋だった。
店の中には、カップルか女しかいなかった。
うわぁ…マジで場違いすぎる…
完璧、なにあれ…?って思われてる。
周りの目がそんな感じだ。
俺らは、ケーキを買い席について食べた。
「はぁ~い、翔ちゃん。あ~ん。」
「あ~んっ!」
七瀬は、結城にラブラブなカップルがやるアホみたいなことをしていた。
マジでやめてくれ…
俺の目の前で、イチャつくな。
俺だけ、イタイ人になるだろ。
「あれっ?お兄さん食べないの?」
結城は、俺がケーキに手をつけてないのを見て…
俺のケーキを完璧に狙っている目をしてきた。
「こんなとこで食べれるかよ…
欲しいならやるよ。」
「本当にぃ!?
やったぁー!ありがとう、お兄さんっ!」
結城は、満面の笑みを見せて俺のケーキに手を伸ばして美味しそうに食べていた。



