BBB ~ 変人たちの集まり ~ 【完】


てか、俺って邪魔じゃね…?

二人の後ろを歩いてるだけで二人に話しかけない。


そんなヤツいたら、周りからストーカー?とか絶対に思われてるだろ!


もう少し離れて歩こうっと…


俺は、二人を見張りつつ周りに変に思われない程度に離れた。


「ん?お兄さーん!

なんで、そんなに離れるの~?」


「なっ…!」


あのバカ!

わざと離れたのにっ…!


「ほらっ、俺らを見張るんでしょう?」


結城は、離れていた俺のとこに来て腕を掴み七瀬と一緒に歩かせた。


お前、余計なことしやがって…!

ほら見ろっ!七瀬が俺を睨んでいるだろっ!


「翔ちゃーん。あそこ行こっ!」


七瀬は、近くにあった店を指さして言ってきた。


「あっ、そうだね。行こっか。」


結城は、俺の腕を離さず無理矢理店の中に入らせた。

七瀬は、結城の腕に抱きついてるし…


なにこれ…

変すぎやろ…