BBB ~ 変人たちの集まり ~ 【完】


「……っ…本当に悠真は、無茶苦茶なことするね…」


「これくらいしないと、あなたはまたどこかに行くでしょう?」


俺は、変人がいなくても平気だが…

こいつらには、居て欲しい存在なんだよな…


それに今は、変人兄が結城を狙っているし。

一人でいるのは、危険だ。


「悠真、知ってるよね…?

俺は、諦めるのは嫌いだって…」


結城は、いつの間にか水無月の後ろに回り水無月の首にダーツの矢を刺そうとしていた。


「お、おい!結城!」


首輪つけられたくらいで、そこまですることないだろっ!


「大丈夫ですよ、南さん。

結城は、絶対に私たちに攻撃はしない。


家族と言っているほどですからね…


それに…」


「ぐぁぁぁっ!」


結城は、また苦しみだして床に倒れた。


「私には逆らえない。

私に逆らえば、電流が流れるようになってますから…」


怖い…

水無月の奴、結城が苦しんでる姿見て笑ってやがる…