「俺さぁ、BBBの事務所見つけたんだよねー」
「えっ、本当ですか!?」
琴羽さんがいきなり笑顔で小さく俺に言ってきた。
「うん、マジマジ。
でも、ボスに言わないでね?
今のボス、何するか分かんないから。」
「あっ、そうですね…
もう少しボスの様子を見てから言った方がいいですね…」
今のボスなら、すぐにBBBの事務所に行くと思うから…
さすがに、俺と琴羽さんじゃBBBに勝てるか分かんないからな…
「それにBBBにすごく美人がいたんだよ。」
「えっ、マジっスか!?」
うわぁー、超見てぇー!
「マジマジ。ちょっとオトしたいから…
ボスには、しばらく動かないで欲しいんだよね…」
「……琴羽さん、それは俺にボスを見てろってことですか…?」