そして俺らは、依頼主に事情を伝えて息子を渡した。
息子が、どうなったかは分かんねぇがな…
事務所に戻ってからの七瀬はうるさかった
「翔ちゃーん!
会いたかったぁ~!」
七瀬は、変人から離れずに抱きついたままだった。
うん、変人兄よりはましだな。
「あの、南さん…
さっきは、ありがとう…
僕を庇ってくれて…」
「あっ、いいんだよ。本当のことだしな。」
暁くんは、ニコッと笑ってもう一度ありがとう…ってお礼を言って変人のもとに行った
あれ…?
あのとき裏暁くんになってたんじゃなかったっけ…?
まぁ、いっか…
暁くんが笑顔ならそれで…



