BBB ~ 変人たちの集まり ~ 【完】


「いつかあんたは、そのガキのせいで死ぬ。

俺には、分かる。
あんたは、もうすぐ死ぬ。」


「そんなの分かるわけねぇだろ。

人生何があるか分からねぇ。早く死ねとは限らねぇ。

それに人は必ず死ぬんだ。


それを他人に言われる筋合いねぇよ。」


自分の人生だぞ。

他人に言われる人生じゃねぇんだ。


「フッ。面白い。

運命は、変えられないってことを教えてあげるよ。」


変人兄は、そう言って俺を殴り返し眼鏡をとった。


「翔。次はお前をちゃんと迎えに行くからね。

ちゃんと用意しとくんだよ?」


変人兄は、倉庫から出て行った。

もちろん濱田も一緒にな。