「さぁ、翔!
俺のとこに来て!
また、一緒に暮らそう!
お風呂に一緒に入って、昔みたいに寝るまで、傍にいてあげるから…!」
おいおい、勘弁しろって…!
そこまでいくと、ブラコンどころじゃねぇだろ!
「兄さんがその暮らしを壊したんだよ?
自分がしたこと覚えてないの?」
「まさか父さんのこと言ってるのか?
あれは、父さんが悪いだろ?
そこにいるガキを家族にするとか言ったんだぞ?
家族は、俺と翔だけだろ?
何故そこにいるガキを家族に迎えなければならない?
俺がそこのガキを殺そうとしたら、父さんはガキを庇って死んだ。
全部、あいつのせいだろ?
お前がいなければ、父さんは死なずにすんだのにな。」
変人兄は、暁くんを指さして変人に言った。
暁くんは、黙って下を向いていた。



