「それで?
水無月の場所教えてくれるんだろ?」
「あぁ、もち。
それが俺の命令だからね。」
命令…?
「誰かに言われたのか…?」
「そうだよ。一応俺らのボスから。
命令があればやらないとね~」
こいつも、まだ暁くんと同じ年齢なのに…
危ない世界に足を踏み入れているのか…
「じゃあ行こうよ。
ボスがお待ちかねだから。」
俺と暁くんは濱田について行った…てか…
「なんで、俺が運転しなくちゃいけねぇんだ!」
「そんなかたいこと言わずに~
こっから遠いんだから仕方ねぇだろ~?」
濱田は、俺に運転させて水無月が捕まっている場所まで案内した。
なんで、俺が…



