俺が、混乱していたら暁くんは俺の腕を掴んだまま学校から出た。


分かんねぇけど…

一応、事務所に戻ればいいんだな…?


俺は、暁くんと一緒に駐車場に向かい車で帰ろうとしたら…


「君が白崎 暁くん…?」


制服を着た男が俺の車の横から出てきた。


うん?あれって…


「名取くん!」


俺らのターゲットの名取 登だった。


「あれ、先生も一緒か…

まぁ、いいや…


二人とも死んで…」


名取が俺と暁くんに向かってナイフを切りつけてきた。


「うおっ!お前なにしてんだっ!」


「コロス、コロス…」


なんだ…?

なんか変だぞ…?


「ちっ、雑魚が…」


暁くんの声がした瞬間、名取くんは吹き飛ばされた。

どうやら、暁くんがナイフを奪って、殴ったみたいだ。