「行ってきます。」
「行ってらっしゃい!気を付けるのよ」
「わかってるってwww」
そして私は外へ出る
サァっと心地良い春風が
私の髪を靡かせる
いつも歩いている道なのに
何処か違う様に思えた
いつも見ている公園、植物、人、動物
全てがきらきら輝いて。
私の他に新しい制服を着ている人も
見掛けた
しばらく歩いていると
学校に着いた
「長かった……疲れたぁ」
私の家から学校は徒歩一時間なのだ
明日からは自転車通学なんだけど。
「わぁ…っ!!!!綺麗…」
校庭には桃色の桜が
満開に咲いていた
まるで私達を迎えてくれたみたい。
嬉しいな。
「ありがとう…桜さん」
こんな事言うのは変だと思うけど。
なんかお礼がしたくて私は
桜に笑い掛けた
ザァァァ
「きゃ…」
少し強風が吹いた
桜の花弁が少し散る
キャアアアアア
ん?
遠くから悲鳴?奇声?
が聞こえた
何だろう…
目を凝らして見てみると、
その視線の先にあったのは
女子の先輩の塊と
その輪の中にありえない位の
美少年が居た
その人は私(だと思う)に
気付き
ゆっくり私の方へ歩いて来た
近づいて来るにつれて、
だんだん顔がハッキリ見えてくる
その美少年は身長的に
先輩だと分かった
その先輩は
笑って
私に手を伸ばす
「ぇ………………」
「はい。頭に花が着いてたよ」
彼は私の頭に乗ってた桜の花を
取ってくれたらしい
「あ、ありがとうございます…」
「どういたしまして」
先輩は笑って
歩いて行った
この時
私の心臓は
煩かった
「行ってらっしゃい!気を付けるのよ」
「わかってるってwww」
そして私は外へ出る
サァっと心地良い春風が
私の髪を靡かせる
いつも歩いている道なのに
何処か違う様に思えた
いつも見ている公園、植物、人、動物
全てがきらきら輝いて。
私の他に新しい制服を着ている人も
見掛けた
しばらく歩いていると
学校に着いた
「長かった……疲れたぁ」
私の家から学校は徒歩一時間なのだ
明日からは自転車通学なんだけど。
「わぁ…っ!!!!綺麗…」
校庭には桃色の桜が
満開に咲いていた
まるで私達を迎えてくれたみたい。
嬉しいな。
「ありがとう…桜さん」
こんな事言うのは変だと思うけど。
なんかお礼がしたくて私は
桜に笑い掛けた
ザァァァ
「きゃ…」
少し強風が吹いた
桜の花弁が少し散る
キャアアアアア
ん?
遠くから悲鳴?奇声?
が聞こえた
何だろう…
目を凝らして見てみると、
その視線の先にあったのは
女子の先輩の塊と
その輪の中にありえない位の
美少年が居た
その人は私(だと思う)に
気付き
ゆっくり私の方へ歩いて来た
近づいて来るにつれて、
だんだん顔がハッキリ見えてくる
その美少年は身長的に
先輩だと分かった
その先輩は
笑って
私に手を伸ばす
「ぇ………………」
「はい。頭に花が着いてたよ」
彼は私の頭に乗ってた桜の花を
取ってくれたらしい
「あ、ありがとうございます…」
「どういたしまして」
先輩は笑って
歩いて行った
この時
私の心臓は
煩かった

