「亮こそ変わらないじゃん」

私とコイツは幼稚園の時からの幼なじみ。小さい頃はよく遊んだ。

「で、何?」

「あ…実はオレ…ゆかりのコト好きなんだ…。」
「はぁ!?なんでうち!?亮彼女居るじゃん!キレイな!!」

「え!?キレイな彼女!?どーゆこと?」

居るじゃんか…キレイな彼女…。

「多分それ妹だよ。」

「え?妹?亮なんかに妹いた!?」

「なんかとか失礼だな。これ見ろよ。」

亮から写真を見せてくれた。

「この人だろ?」

「うん…」

「妹の歩。歩かなりモテるみたいでオレいつも一緒に帰ってんの。」

「あぁ~そうなんだ…ふ~ん」

今まで知らなかった。