永遠の雪

「そう…優しくしてあげなさいね」

暗い口調で紡ぎ出された言葉。

何か違和感を覚え、質問する。

「何か知ってるの?」

「あの子、後一年生きられるかもわからない程の難病なんですって」

その後の母の言葉は、何も頭に入って来なかった。

あまりの衝撃で、その日俺は彼女と会うことが出来なかった。