永遠の雪

しかし、俺はどうしても彼女の病についてだけは聞く事が出来ずにいた。

そんなある日、いつものように学校帰りに病院に立ち寄る。

母にお土産のコンビニのケーキを渡すと、母は話し始めた。

「ねえ、看護婦の今井さんに聞いたんだけど、隣の病室のちゃんと付き合ってるの?」

動揺を隠すように言葉を選ぶ。

「いや、ただ偶然知り合って友達になっただけだよ」