...え?


「私が、言う前に"好きだ付き合ってください"って」


「お、おめでと!」


「うん!それでね、私がアメリカに行くこと話したら、遠距離でもいいって。」


「良かったね!」


「莉愛のおかげだよっ!ありがとーね!」


美之里は私に抱きついた。


「莉愛、らぶ!...あ、これから毎日蓮斗と帰るからっ」


「ぶ、部活はどうするの?」


「蓮斗、サッカー部だから大丈夫!よろしくね、莉愛」


「わかった...。」


やっぱり。


私は独り。


あーあ。


おめでとう、美之里...。