10分程経って、美之里が帰ってきた。


「美之里!どうだった...?」


「...」


「美之里?」


振られたのかな。


「ううっ...」


「美之里!?泣かないでっ...」


やっぱり振られたんだ。


「違うの...嬉し泣きなの」


「え?」


「付き合うことになったの!」