「れーんととととととととととととと」


「なんだよー」


「放課後、空けといて!」


「なんで?」


「なーんーでーもーっ!」


「わかったー。」


良かった!


これくらいしか、私は出来ないから。


私は、女子の溜まり場、女子トイレに駆け込んで、美之里に伝えた。


「蓮斗、空けといてくれるよ!」


「はああああああ。緊張する...」


「ふぁいと!」


「ありがとーね!莉愛、頑張る!」