「大好きだ」と言いたくて

「私、このプリ機で撮りたいっ!」


「私もそれがいいっ!入ろーっ」


背景とか、落書きのスタンプとかが可愛いから、一番好きな、プリ機で撮ろうと、中に入ろうとした。


「ねね、中に誰かいる。」


美之里が私の耳元で囁いた。


「え、誰?見てみる!」


私がちらっと覗いた。


「え...」


「どうした?莉愛」


「みの...り...ごめんっ!」


「莉愛!?」


私は、ゲームセンターを飛び出してしまった。