「やりたいことができるのは、今しかないんだ。
みんなと楽しみたい。そう思ったことない?」


みんなと…楽しむ。


「でも、私には勉強が…。」


「俺が教えてるんだから、満点くらい取れるだろ。
ほら、行ってこいよっ。」


先生は、ポンッと背中を押してくれる。
たまには、いっか。


「帰ったら、勉強しますっ。」


「ああ。待ってる。」


私は、みんなの元へ向かった。