[翌日] 放課後になると、また優真先生が学校にやってきた。 昨日より早い時間なので、まだたくさんの生徒が残っている。 よく学校にいれてもらえたね…。 「梨依ー。」 「ちょっとお待ちいただけますか?」 「ああ。」 私は急いで荷物を鞄につめる。 「お待たせいたし…ま、した?」 私が廊下に出たときには、 先生は、女子生徒に囲まれており、身動きができない状態だった。