「では、指輪を交換してください。」


神父の声で、指輪を交換する。


「誓いのキスをしてください。」


ヴェールを淘汰が持ち上げる。

淘汰と目があった。
淘汰は目で笑って、私の頬に手を添える。

そして、私たちの唇が触れた。