「新郎新婦の登場です。」


私の目の前の、大きな扉が開かれる。
バージンロードの先には、淘汰が待っている。

私は、お祖父様と一緒にバージンロードを歩く。

ほんとは、お父様がよかったけど、仕方がない。
きっと、お父様も空から見守ってくれてるよね。

ゆっくりと、一歩一歩、淘汰に近づいていく。
そしてついに、私は淘汰の手をとった。