「俺、お前に払わせるつもりないから、大丈夫。」


「えっ?ダメだよ。
私もちゃんと払うもん。」


「大丈夫だって。
あれくらい、払えないことないから。
男に払わせろよ。」


「え、でも……」


「それ以上文句言ったら、口塞ぐけど?」


「……じゃあ、お言葉に甘えて…。」


私たちは、寿司屋さんへと向かった。