お前の居場所は俺んとこ





「…ん……。」


中途半端な時間に起きてしまった。

外は真っ暗。
部屋は月明かりに照らされて、黄色に染まっている。

お風呂に入ろうと、淘汰の腕からゆっくり抜け出す。
そして、着替えをもって脱衣所へむかった。


「ふぅ~。」


からだの疲れが抜けていく。
久しぶりにゆっくりできた気がする。