そして、淘汰も出迎えてくれた。 「えっ、淘汰?」 「だから言ったろ? あいつ、待ってるって。」 後ろにいたりゅうが、そういう。 「うん。」 「んじゃ、俺帰るな。 あとは二人でごゆっくり。」 りゅうは手をひらひら振って、帰っていった。 「二人で何してた?」 急に淘汰に聞かれる。 「えっと…。 とりあえず、部屋行こうか?」