「梨依、どこ行きたい?」 「んー、どこでも。」 「じゃあ、ゲームセンター行こ。」 「うん、いいよ。」 私たちは近くのゲームセンターまで、一緒に歩く。 歩いていると、周りの女の人の視線が集まるのがわかる。 やはり、りゅうは目立ちすぎる。 まあ、こんな容姿だったら、見たくなる気持ちもわかるけど。 「ついたー。」 「だね。」 私たちは、ゲームセンターに足を踏み入れる。