「どうしよっか…。」 「どうしよう…。」 私たちは悩んでいた。 お互いの親が、見合いを決めていたのだ。 淘汰は、どこかの社長令嬢と。 私は、若くして社長になられたという男性。 4歳上の方で、とても綺麗な顔立ちをしている。 「淘汰はいつあるの?お見合い。」 「俺は、今週の日曜。 つまり、明後日。 梨依はいつ?」 「私は、来週の土曜。」