私たちは気にせずに歩いていた。 すると、誰かに呼び止められる。 「あの…、教えてほしいとこあるんですけど…。」 「私も。」 よく聞きに来る2年生の男子と、1年生の女子だった。 「もちろん。 淘汰も、付き合って?」 「あぁ、まぁ、いいけど。」 「じゃあ、行こっか。」 私たちは四人で、勉強ができる場所へと移動する。