「久しぶりだな、梨依。」 「うんっ。ずっと会いたかったよ。」 「それは俺もだよ。 てか、前にも増して、美人になったな。」 「え、そう? 何も変わってない気がするけど……。 淘汰こそ、すごく大人びた。 なんか、私なんかが隣にいて良いのか、わかんないくらいだよ。」 「良いに決まってんだろ。 てか、居てくれないと、俺が困る。」 「うん、ありがとう。」