お前の居場所は俺んとこ





帰ろ…。
私は靴箱へと足を進めた。

靴を取ると、何かが靴箱から落ちる。


「また…。」


“体育館裏に来てください”

私は靴を戻し、とりあえず指定場所へと向かった。


「梨依さん…あの…。」


男子が1人立っている。
ネクタイの色からして後輩だ。


「あの…、告白とかだったらごめんなさい。」


「え…?」