「どこいくの?」 途中、聞いても、答えてはくれなかった。 そして、連れてこられたのは、図書室。 入るなり、壁ドン。ていうか、棚ドン? 「俺の前で、他の男の名前呼ぶな。」 いつもより、低い声で、怒りが感じられる。 「…ごめん。」 「あいつ、誰?」 「いとこだよ。」 「あのさ……」 淘汰はそういって、顔を近づけてくる。