「そうだよ。 梨依の前では、自分でもびっくりするほど、ドキドキしてる。」 「ふふっ。私も。 淘汰の前では、すごくドキドキする。」 「じゃあ、あいつは?」 「えっ?」 「あのカテキョ。」 「うーん、わかんない。 ドキドキというか、なんかリラックスできる。 んーっと、お兄さん的な存在?」 「そっか。」