「……これ、送るわけ?」


「うん、そうだよ。」


数分後、メールを淘汰に見せると、嫌そうな顔をされた。


「却下。」


「えー、なんでよ。
そんな却下されるようなこと、書いてないでしょ?」


私が書いたメールの内容は……


『優真さん、長い間支えてくれて、ありがとうございます。
おかげで寂しい思いをせずに、すみました。
淘汰とは、仲直りすることが、できました。
それも、優真さんのおかげだと思ってます。
これからも、よろしくお願いします。』