「“優真”。」 「いや、せめて、“優真さん”で。」 「まぁ、じゃ、それでいいや。 あと、敬語使うなよ。 使ったら、キス一回な。」 あ……、こんなやりとり、淘汰ともやった……。 って、ダメダメ。 なんで淘汰を思い出しちゃうんだろう。 「…うん、わかった。」