お前の居場所は俺んとこ





私が頭を抱えていると、先生が近寄ってくる。
そして、私の顎を持ち上げる。

黒いきれいな瞳に、私の顔がうつった。

そして、されるがままに先生とキスをしてしまう。
した後に、事の重大さがわかった。


「なんで、拒まない?」


「それは……。」


「嫌だったら拒めよ。

あいつが好きなんだろ?
だったら、俺を突き放せよ。」