渡邊からの告白から数十分経ち、朝に1つ上の茶髪男に
『あのさぁ、俺の友達が4階の空き教室に
昼休みに来てくれってよ』
と言われたのを思い出した。
どうでもいいことだからか、
普通に忘れてきましまっていたが、
思い出してしまっていた。
名前は知らない先輩にそう言われた時
当然ながらもこう思った。
は?何故……?
私が何故顔の知らねぇ奴に呼び出されなきゃいけない訳?
私なんかしたか?
思い当たる節がない……。
最初はそう思っていた。
まぁ、先輩だから無視したら怖いから行くか。
そう思い私は椅子から立ち上がった。

