私には誰にも言えない事が、 幾つかある。 1つはーーー ご飯の準備が出来た私は、 悠太が寝ているベットに近づいた。 「悠太、ご飯だよー。起きようか」 と言うと 「まんま!」 と元気に目覚めた。 この年で一児の母である。 そう、これが私の秘密である。