「…僕、もう泣かないよ。そしたら野球選手になれるよね!」 「うん!そうだね!」 「そしたらさ…美優、僕と結婚してね」 「…え?」 突然拓真にされたプロポーズ。 あの時の胸の高鳴りは今でも覚えてる。 「だめ?幸せにするよ?野球選手になったらお金いっぱいもらえるんだ!」 「拓真…」 「絶対、幸せにするよ?」 「嬉しいっ!なる!あたし、拓真のお嫁さんになる!」 「本当に?」 「うん!」 「良かった~!」