つらくて、悔しくて、この世界で自分が1番 不幸なんだと決めつけた。

誰もこの悲しみは分からない。


暗い部屋で1人 塞ぎ込んだ。





「ねぇ、うつむいてちゃ前は見えないでしょ?」






あかりをつけてくれたのは、背を抜かしたばかりの幼なじみ。


小さな手で俺の涙を拭ってくれた。





「もういいよ。頑張らなくて。もう、泣かないで、、、」