頭を鈍器で殴られた様な気がした。
あたしはなんて馬鹿なんだろう。
拓真は、拓真は昔からこうだった。
いつも真っ直ぐで。
なのに、あたしときたら。
本当は誰より早く拓真をグラウンドに戻さなきゃいけなかったのに。
何してたんだろう、あたし。
拓真が逃げるのを、手伝ってきたなんて。
変わらなきゃ。
「拓真。あたし応援する。敏腕マネージャー復活する!!」
「おう! まずは体力戻さなきゃな」
「うん!」
拓真みたいに真っ直ぐ、拓真を応援する。
決めた!!
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