自己紹介が終わった。
沈黙が続く。
「里沙、おいで。」
先程、雪白と名乗った、少女だ。
天華は少し話を聞いてみることにした。
「えと、、姫ちゃんだっけ?どうやってこ こにつれてこられちゃったの?」
「お母さんが仕事から帰ってくるまで、
 里沙とお留守番しててって言われたから
 待ってた。だけど、里沙が外で遊びた  いって言うから4時過ぎくらいに外に
 出た。そしたら玄関前に女の人がいて」
「いたいことされなかった?」
「されてないよ。女の人にジュースもらっ たから二人で飲んだら眠くなってきて、 。きずいたらここにいたの。」
「そっか、怖いでしょう?いきなりこんな ところつれてこられて。」
「大丈夫。多分ここにいる人は悪い人じゃ 無いと思うから。」
そう言って彼女は笑った。
天華も自然と笑みがこぼれていた。