『ねぇ、美羽ちゃん。
 一緒に翔樹くんのとこついてきてくれない?』

『しょうがないな~。
 紙わたしに行くの?』

そう、私は翔樹くんに紙を渡しに行きます。

私、惣山 癒雨。
××中学校3年2組。