「愛香、早く行ってあげなよ〜。待ってるよ??」

「あ、…え?…うん。」

そう私に声をかけたのは、
私の親友、岸田美久(キシダミク)
ふわふわとした雰囲気の、
天然でかわいらしい女の子。

…私と正反対だ。

私は美久に急かされ、
私を呼んでいるという、
男子の元へ行くことにした。