青空の下に ~ 私たちの1ページ ~



晴輝side


雪はドアを開けた。


「ただいま〜」


雪の声を聞き、雪のお母さんは玄関に来た。


相変わらず、雪のお母さんは綺麗で優しそうだ。



「雪、おかえり。あら、君はこの前の…晴輝くん?」


雪のお母さんは、雪の隣にいる俺のことを気づいた。


「こんばんわ」


俺は、少し頭を下げた。



「あ、お母さん!晴輝家にいれるね?」


雪のお母さんは微笑んだ。


「いいわよいいわよ!ちょうどご飯も出来たから、晴輝くんもご飯食べてきな?」



こんな時間に来て申し訳ないと思ったけど、雪のお母さんは優しい。



「え、いいんですか?!食べたいです!」


大きい声で言ってしまった…


「うふふ。可愛い笑顔ね」


雪の顔に似た人に言われると少し照れる。



「じゃあ、入ろう!晴輝!」



「うん!おじゃましまーす」



本当は、雪に会いたくなって優斗の誕プレを買ったついでに雪の家のまで来てしまった。



用事があるって言ってたけどどうしても会いたかったから、夜なら平気かなと思って来た。




雪の家の前まで来てみたはいいものの…緊張してチャイムを押せずに
雪の家の門の前に座り込んでいた。



そのとき、雪の声が聞こえて見てみると健汰もいた。



健汰は、俺のことを気づいたようだったけど笑いかけてくるだけで話掛けてこなかった。