「あ、ごめんね。雪ん家そこだよね。送ってく」
「ありがとう」
いつも、健汰の優しさに甘えてる自分がいた。
さっき来てくれたのが晴輝だったらなって思ってしまってる自分が嫌だ。
「今日はありがとうね!」
私はお礼を言って、玄関に向かった。
その時、健汰が私を引き止めた。
「待って!今度の土曜日お出かけしよう?」
「それは、ちょっと…」
「これのお礼って事でどお?」
健汰は私の顔を覗き込みながら言ってきた。
そんなことを言われると断れない。
「分かった」
本当は行く気になれない。
だってぇ〜。
前好きって言われたのに遊べるわけないじゃん。
「なんで、そんな嫌そうな顔するの笑 まあ、土曜日楽しみにしてるっバイバイ!」
そう言い振り返らず、帰っていった。

