カラオケに、もうすでに男子が着いていた。
「おせぇーよ」
晴輝がご機嫌斜めに言った。
「なんで晴輝怒ってんの~?」
私は笑いながら言った。
晴輝がご機嫌斜めのときはすぐ分かる。
「ちっとね~」
優斗と陽は、晴輝の顔を見ながら笑って言った。
「あっ、ここの部屋だから」
私達は部屋に入って、飲み物を頼んだ。
少しすると飲み物が届き、皆のテンションも高くなってきた。
「なんか…暑くなってきたね」
私は皆に言った。
皆は嘘だろっといって笑っていた。
「今、クーラつけてるけど?笑」
「あ、ほんとだ笑 テンション上がりすぎて気がつかなかった~笑」
あ~なんかポカポカしてきたなぁ。
「じゃあ。少し休憩するかぁ~」
陽はそう言い、ポテトを注文した。

